日本語OSのパソコンでベトナム語を使う

パソコンでベトナム語を使うにはベトナム語が「表示できる」ことと「入力できる」ことが必要ですね。


まずベトナム語を表示する、ということですが、ポイントはフォントです。
そのファイルがArialやTimes New Romanなど標準搭載のユニコードフォントを使用して作成されている場合は、何の問題もなくベトナム語が表示されます。


ユニコードフォントでない場合。
そのフォントをインストールしないと文字化けします。
そして困ったことにベトナムではユニコードが普及する前に既にポピュラーになってしまったフォントがあり、ベトナム人作成の書類にはよく使われているので日本人がこういった書類を開こうとすると文字化けしてしまいます。
よく見かけるのはVNI Timesとかいったフォントです。
私はベトナムのネットカフェのパソコンからコピーして自分のパソコンに入れました。(コピー先はc:/Windows/Fonts/以下)


次にベトナム語の入力ですが、これも実は標準でサポートしています。
コントロールパネルの地域と言語のオプションからベトナム語キーボードを設定することで入力できるようになります。
但し、これを使用するのは現実的では有りません。
ベトナムでは既に入力方法としてメジャーな方法(入力キーの割り当て)が2つあるのですが、標準でサポートされているキーボードの割り当てはそのどれとも違っているからです。
やはりこういうのはスタンダードなやり方を覚える方がいいと思われるので別途入力ソフトを導入します。
お勧めはこちら。
UniKey - Bàn phím tiếng Việt | UniKey
私の経験ですが、ベトナムで日本語が使えることを条件にプライベートブランドのパソコンを購入した際、このソフトがインストールされていました。おそらくスタンダードなのでしょう。
私も実際自分のパソコンに入れて使用しています。時折挙動がおかしい時もありますが、ほぼ問題なくベトナム語が入力できています。
またパソコン事態に不具合を生じさせることとは無さそうなので、その点では安心して使用しています。


参考にさせていただいたのは下記記事です。
http://www.vinapark.com/basic/input.html#vietnamese
ほかにも「ベトナム語の入力」でグーグル検索するとたくさんのサイトがヒットしますのでそちらも参照されるといいかと思います。


以上、自分自身の備忘録も兼ねてまとめてみました。