オリンピックのピクトグラムは東京オリンピックから始まった
2012年6月8日付日経新聞朝刊を見て驚いた。
東京大会が世界初となった、図記号で競技や施設を表す「オリンピックのピクトグラム」
(文化欄「寄り添うデザイン十選(8)「東京オリンピック公式ポスター」より引用)
へえ、そうなんだ。
英語によるコミュニケーションが難しかったため誰でもわかるピクトグラムが使われたそうなのだが、日本には家紋など伝統的にグラフィックデザインを使う文化があったことが下地にあるいう人もいる。
日本においては、東京オリンピック開催時に外国語(特に英語)によるコミュニケーションをとることができ難い当時の日本人と外国人の間を取り持つために開発されたのが始まりで、1980年代以降、広く使われるようになった。
(ピクトグラム - Wikipedia)
1964年、東京オリンピックで使われたピクトグラムは、その斬新なアイコンが国籍を超えて、ひと目で認識できる素晴らしいデザインでした。日本には家紋・印半纏・旗指物など、古くから、グラフィックデザインのエキスが巷に馴染んでいましたから、このような優れたデザインが誕生したのでしょう。
東京オリンピックのピクトグラム : alpshima
マウスとアイコンを使ったグラフィックインターフェイスの採用など、こういった分野は何かと欧米が最先端を走っているイメージが強いですが、日本もなかなかcoolじゃないですか!
written by iHatenaSync